ジャニー喜多川 後編
◉所属タレントとの距離感
ジャニーさんは大手事務所の社長の行動だとは思えないような行動
私の偏見だが、社長などは現場も知らず、
そういうものだと思っていた
しかしジャニーさんは現場に行き、
自らの目で仕事ぶりをチェックしているのだ
そこで感じた事を直接伝えるそうだ
そしてジュニア1人1人と真剣に向き合い、
ジャニーさんに直々にこんな指導をしてもらえるなら、
この人のために、という気持ちになるのではないか
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こうしてジャニーさんはジャニーズをまとめ、
いい意味で社長っぽくなく、
・最も多くのコンサートをプロデュースした
人物
・最も多くのNo.1シングルをプロデュースし
た人物
・チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロ
デュースした人物
これは、ジャニーさんが残した実績の数々である
この輝かしい実績の裏側には前著したような、地道な努力、
自ら現場に足を運び、タレント達の顔色、動きを見ている
そして「you やっちゃいなよ」の一言でみんなをその気にさせ、
ジャニーさんの名言のひとつに
【1秒でも飽きさせたら僕の負け】
という言葉がある
ファンや視聴者を飽きさせないような事を考え、
各タレント達にも直接電話をかけるジャニーさん
電話をかけておいて、「 you だれだ?」と聞く、
所属タレント達はそんなジャニーさんの下で仕事をする事が幸せだ
1962年にジャニーズ事務所を立ち上げて以降、
その歴史を大事にし、
〝 you やっちゃいなよ 〟
私も改めて、挑戦しようと思った日だった
ジャニーさんが残したものは絶大だった
ジャニー喜多川という1人の男の話