ジャニー喜多川 葬儀

ジャニーさんの葬儀が執り行われた

所属タレント150名が参列し別れを惜しんだ

全員が涙を流したが、所属タレント達の意向で明るい式にした

葬儀中にはジャニーさんへの想いを語り合った

葬儀というものはその人間の人生を表す

と私は思っている

ジャニー喜多川という1人の男がどう生きてきたか

それが残された人間にどう刺さったか

ジャニーさんには人生を変えてもらった

ジャニーさんは父親みたいな存在だ

葬儀ではそんな声が飛び交っていた

所属タレントのジャニーさんに対する想いは半端ではなく、本当に家族の様だった

私が人生で初めて葬儀に参列したのは父の葬儀だった

父は大酒飲みで私が幼少時代、1.2週間顔を合わさない事も多々あった

しかし私と妹に対する愛情は強く、その想いは感じていた

そんな父は2年前に他界

父の葬儀には600人前後の方が参列してくれた

参列した方達が色んな話を私にしてくれた

お前のオヤジにはお世話になった

オヤジさんには色々教えてもらった

何十人もの方からそんな話を聞き、私は心を打たれた

未だに飲みの席なんかでは父の話題が出る事がある

その度に私は、身が引き締まる思いになる

私は1番身近で大きな存在だった父を亡くし分、葬儀を見て父がどう生きてきたのかが分かった気がした

知人の葬儀に参列した時にもその人の生き方や生き様などが分かるような気がする

今回ジャニーさんの葬儀をニュースで見て、ジャニーさんはとても幸せな人生を送ったなと思った

教え子150名に見送られ、これ程までにニュースでも取り上げられ、本人も喜んでいるように思う

残った遺族はその葬儀を見て、何かを感じる

参列者の表情を見て、何かを感じ、故人がどんな人間だったかに気付く

私は父の葬儀でたくさんの事を参列した皆さんに教えてもらった気がする

父の人生も悔いはないと思うし、残った私たちに最高の贈り物をくれた

どんな言葉よりもどんな物よりも、自分の葬儀を見せつける事は人生をかけた最大の贈り物だと思う

ジャニーさんや父のように残った人に何かを残せるような人間にならないといけない

たくさんの人が何かを感じ、何かのプラスにしてほしい

今回の報道で強くそう感じた

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