特別な存在

先日、大学時代から今でも付き合いのある先輩の結婚式によんでいただいた

私の野球関係、仕事関係の中でも特に思い入れが強い先輩の式だった

大学時代に先輩と出会い、当時からよく飲みに連れていってもらった

普段はあまり真面目な姿を見せない先輩だが、お酒が入ると熱い真面目な話をする人だった

ポジションもお互いピッチャー

練習中からよく可愛がってくれた

べらぼうに面倒見がいい先輩

3.4人の後輩を引き連れ、定期的飲み会を開く程であった

大学卒業後もたまに連絡を取り合い、先輩の実家にもお邪魔させてもらった

年に一度は会い、近況報告をしたりこれからの事を語りながら盃を交わした

その時間は私にとって特別であり、先輩と語っている時間は何より至福の時であった

そんな関係が大学から続き、先輩は私にとって唯一無二の存在になった

2年前の夏、先輩は彼女を連れて高知に遊びに来てくれた

一月前に連絡があり、来月高知に遊びに行くからという事だった

彼女を連れてきてくれる事がとても嬉しく、当日の迎えの車の中で私は1人興奮していた

2人とは1日半程一緒に居たが、当時から夫婦の様な雰囲気が出ていた

先輩の性格や性分を知っている私は、こういう方と結婚するのがいいのでは、、、

と思った程であった

そして今年の年明け

平成も終わりを迎える頃、結婚の報告と式の招待の電話があった

本当に嬉しかった

先輩の苦労は色々と知っていたため、本当に嬉しい報告だった

先日の挙式、披露宴

2人の表情を見ていると感情が高ぶり、涙が溢れた

式には先輩の大学時代の同級生も数人いたが、後輩は私だけだった

特別な存在

私の中で先輩は間違いなく特別な存在である

その先輩が1人の女性と結ばれた

そしてその2人の晴れ姿をこの目で観れた

何より幸せな日だった

先輩の後輩である事、可愛がってもらってる事が本当に幸せだと感じた日だった

2人の幸せを願っている

色んな積み重ねが特別になる話

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