お株を奪う
今年も馬淵監督の采配が明暗を分けた
初戦はデータ収集がゆっくりできるという本人の言葉通り、
大分藤蔭との一戦
試合が動いたのは4回
この日5番に入った背番号15の2年生奥野が無死一塁から右越え
県予選打率5割を超える男が甲子園でも先制パンチを浴びせた
その奥野を三塁に残し、7番今釘が左前へタイムリー
2年生2人が連続タイムリーで流れを引き寄せた
6回にも、相手のエラーに漬け込み、今釘のこの日2本目のタイム
6-0と藤蔭を突き放した
しかしその裏
藤蔭打線も明徳先輩の林田を捉え始めた
連打で3点を返し、尚も藤蔭のチャンス
ここで馬淵監督が動いた
高知県大会で何度もチームを救ってきた山田に投手交代
1点は許したものの、その後7回、8回とピシャリ
継投に成功した
最終回は高知県大会決勝で好投した新地をリリーフとしてマウンド
「失点してから投手を代えるのは誰でも出来る、
馬淵監督も試合後にこう漏らした
この試合は相手のお株を奪うようなエンドランをしてみたり、
県大会と戦い方は変わらないとは言っているものの、
昨日の勝利で甲子園通算51勝(4位タイ)
次の相手は強豪智弁和歌山
何か秘策はないか、土佐の名将は何かを企んでいる
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