下克上
センバツ優勝校が2回戦で散った
最近は、野球の話題ばかりだ
愛知県高校野球の県予選
春のセンバツ優勝校、東邦が2回戦で姿を消した
東邦は春夏連覇を目標にこの夏を迎えた
私は、春のセンバツを見ていたが、
しかし、初戦は突破したものの、
いくら最後の夏は番狂わせがあるといってもこれ程の番狂わせは珍
星城のエースは愛知県の選抜チームにも選ばれる程の好投手であっ
けれど、東邦は3点を先制している
完全に抑え込まれたという感じでもない
それでは、どこに敗因があったのか
私は東邦の【焦り】が1番の敗因だと分析する
その焦りの一つは東邦の投手、
石川本人も試合後に反省点をいくつか並べている
石川は春のセンバツ決勝でも完封する程の好投手
その石川が試合中盤で星城打線につかまる
星城の監督は
王者への挑戦なので思いっきりバットを振っていけと言った。
試合後にこのように漏らしている
試合中盤の逆転が東邦ナインの【焦り】を生んだのではないか
私は記事を読んで、東邦はそういう状態だったと予想する
逆転後、星城の投手は完全に立ち直り、4回以降は東邦打線を無失
自らも本塁打を放ち、試合を決めた
試合後にはこう振りかえる
緊張しました。東邦はどの打者も怖くて、
星城のエースは完全に自分ができる事に集中していた
3点先制させ、しかも相手は春のセンバツの覇者ともなると、
【3点取られた時点で切り替えられた】
この言葉が全てだろう
そこに味方の逆転が追い風となり、好投に繋がったのではないか
私はそのように予想する
野球は、目には見えない【流れ】が試合の勝敗を分ける事が多い
この試合に関しては、切り替えられた星城に【流れ】が傾き、
その流れを呼び込んだのは星城のエースだといえる
失点後に気持ちを切り替え、
絵に描いたような下克上
ここに高校野球の最大の魅力がある
下克上の話