残された4チーム

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夏の甲子園101回大会

準々決勝で4チームが敗れ、4チームが残った


日本の高校野球チーム4000弱の中から勝ち抜いた最後の4


明日の2カードについて少し書こう


まずは第1試合

明石商業VS履正社

この2校は大会前から注目されていた


明石商業は今年の春のセンバツでもベスト4

粘り強いチームで、スクイズエンドランといった奇襲をこれでもかと言わんばかりに仕掛けてく

エース中森、1番来田の2年生2人に期待がかかる

この2人を中心に小技を絡め、ゲームセットの時には相手より1点多いという展開に持っていきたいだろう


対する履正社はここまで4試合危なげない試合運びを見せてきた

誰が見ても豪打のイメージはある

4試合連続で2ケタ安打、34得点でここまでやってきた

その豪打を引っ張るのが1番桃谷、4番井上ではないだろうか

初戦でチーム5本塁打をマークしているように、アーティスト揃いの打線だが、特にこの2人を乗せてしまうと手がつけられない


見どころ

タイプは少し異なる両チームだが5.6点の取り合いになると私は予想する

明石商業中森がどれだけ履正社打線に通用するか

中森は初戦の花咲徳栄戦で完投したが2回戦では登板なし、昨日の八戸学院光星戦も2回三分の一しか投げておらず、疲労は少ないだろう

今日も一日休養すれば、心身ともに万全の状態で明日を迎えられる

その中森から5.6点取れば履正社の勝利が見えるだろう

逆に中森が3.4点に抑えれば、明石商業に部がある、そんな風に思う

どちらにしても好ゲームになる事は間違いない

両監督の采配にも注目しながら、ゆっくりと観戦させていただこう



そして第2試合

星稜VS中京学院大中京

今大会注目度ナンバーワンの奥川投手

今年の星稜は彼の出来が勝敗を分ける事になる

昨日の仙台育英戦では大量得点を奪った星稜打線だが、それ程の爆発力があるとは思えない

失点を1.2点で抑え、なんとか3.4点とるような打線だろう

まぁどちらにしても奥川の出来が勝敗を左右する事は間違いない


対する中京学院大中京はここまで3試合、全ての試合で7回以降に逆転し勝利している

序盤はほとんど点を取っていないが、打順が3.4回り目になるといきなり活発になり、長打も生まれる

投手はエース不後を中心に数人の投手を継投し勝ち上がってきた

細かい継投で星稜打線を2.3点に抑えれば、終盤での逆転の可能性はグンと上がるだろう


見どころ

中京学院大中京は奥川から4点以上得点するのは難しいと思う

それなら2.3失点以内でないと勝つのは難しいだろう

なんとか最高のタイミングで継投し3点以内に抑え、奥川に疲れが見え始めた終盤にランナーを溜めて一本

そうでなければなかなか勝ち切るのは難しいだろう

2試合は普通にやれば星稜に部がある

中京学院大中京にミスが出れば、昨日の仙台育英戦の様にワンサイドゲームになる可能性も考えられる



とにかく、明日の準決勝は目が離せない

高校野球最高峰の戦いをあなたの目にも焼き付けよう


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