高校野球とは

全ては勝利のために

これがなければ、野球というスポーツは成り立たない

そして高校野球では国民的大イベントがある

〝 甲子園 〟である

甲子園こそが高校野球の最大の魅力であり、球児達が必死になれる最大の要因だろう

他に入る部活がないから野球部に入ったようなお遊びチームは別として、高野連に加盟している4000弱の高校が甲子園を目指し、来る日も来る日も鍛錬している

あの夢舞台へ

あの憧れの場所で野球をしたい

そんな想いでやっているのだ

しかし夏の甲子園には各県で優勝した1校しか出場できない

都道府県内で2校出れるのは東京と北海道のみ

後の45都道府県は100校を超える高校の中からわずかに1校だけである

そんな狭き門をなんとかこじ開けようと球児達は遊ぶ暇もなく日々精進している

そして当時の私もその1人であった

中高一貫教育の私立中学からそのまま高校に上がった

県内では強豪校であったが、私が入学する20年以上前から夏の甲子園には出られていなかった

だからこそ行きたかったし、その為に高校に行って野球をした

土日の休みがないのは当然

GW、お盆でも遠征に行ったり大会があったりで休んでいる暇はなかった

他の部の友達は休みで遊びに行ったという話も聞いていたが野球部に関してはそれはなかった

学校がある日は夕方4時から8時過ぎまで練習

休みの日はほとんど丸一日野球をしていた

そんなこんなで3年の夏まであっという間だった

ここまで１つの事にのめり込めたのも、甲子園という絶対的な目標が あったからだと今振り返っても思う

中学生のみんな

もし高校で野球を続けるか迷っているのならその迷いは捨てよう

高校野球には高校生活全てを賭けるだけの価値があると私は思う

もし甲子園に行けなくても、2年半本気になれた事は必ずあなたの宝になる

昨日も県予選を見ながらそう強く思った

高校野球で学ぶ事の絶大さは計り知れない

苦しい時には仲間がいる

辛い時には助けてくれる

とにかく2年半本気になってみよう

野球というスポーツに熱狂してみよう

遊ぶ暇がないのは当然

最後の夏に栄光をつかむために

そのために本気になれ

高校生活の2年半を野球に捧げろ

その時間、経験は大学や社会人になっても必ず生きる

これは言い切れる

もう一度言う

高校野球で学ぶ事の絶大さは計り知れない

これはやってみて初めて分かる事だ！！

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